後遺障害の等級とは?|症状ごとの等級の一覧を掲載

2020/02/03

後遺障害の等級について知りたい!

どのような症状が何級に該当するのか知りたい!

後遺障害慰謝料の金額を知りたい!

このページをご覧のあなたは、このようなことでお悩みではありませんか?

後遺障害全14等級の一覧のほか、等級の認定基準、慰謝料相場などを紹介。
交通事故のお悩みに弁護士がお答えします。

後遺障害等級の一覧

後遺障害は全14級の等級に別れており、どんな後遺症が何級にあたるのか細かく規定されています。

また、各等級ごとに後遺障害慰謝料の自賠責保険の保険金額も規定されています。

以下に等級の一覧を見てみましょう。

介護を要する後遺障害の等級

内容後遺障害慰謝料 (自賠責基準)労働能力喪失率
第一級①神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、常に介護を要するもの
②胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、常に介護を要するもの
4,000万円100%
第二級①神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、随時介護を要するもの
②胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、随時介護を要するもの
3,000万円100%

※自動車損害賠償保障法施行令別表第1より抜粋

後遺障害の等級

※自動車損害賠償保障法施行令別表第2より抜粋

なおこれらに該当しない症状であっても、各等級に相当するものであれば後遺障害として認められます。

後遺障害が2つ以上ある場合

後遺障害が2つ以上ある場合は、以下のルールに則り等級が定められます。

・第5級以上に該当する後遺障害が2つ以上あるときは重い方の後遺障害の等級を3級繰上げる
・第8級以上に該当する後遺障害が2つ以上あるときは重い方の後遺障害の等級を2級繰上げる
・第13級以上に該当する後遺障害が2つ以上あるときは重い方の後遺障害の等級を1級繰上げる

例えば一下肢をひざ関節以上で失い(後遺障害4級)、さらに外貌に著しい醜状を残した場合(後遺障害7級)、重いほうが2級繰り上がるので後遺障害併合2級となります。

なお、すでに後遺障害を負っている状態で事故に遭い、後遺障害の程度が酷くなってしまった場合は、保険金額の算定方法が変わります。

この場合、事故後の後遺障害等級の保険金額から、事故前に負っていた後遺障害等級の保険金額を引いた値が保険金額となります。

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